二年前の11月に出雲大社に旅行に夫婦二人で出かけました。移動手段は飛行機と電車とバスです。混むのを避けたかったので、神在月の行事の日の直前に行きました。本当は神在月の行事のある日に行きたかったのですが、ホテル代がとても高く混雑しているとゆっくり見ることができないので直前の日にちを選びました。季節は秋で、出雲大社の参拝はもちろん、近くにある有名な神社をガイドブックを見ながら参拝しました。

あらかじめ、行く神社をリストアップして行ったのですが、電車とバスと歩きのみで行ったため、駅から遠いところにある神社に行くときは、一時間近く歩いたりして疲れました。距離感があまり分からなかったので、今度行くときはレンタカーを利用しようと思いました。電車やバスも都会ほど頻繁には来ないので待ち時間がとても多くなってしまいました。

ホテルから出雲日御碕灯台を巡るツアーが用意されていたので、それに参加しました。残念ながら雨と風が強くて夕焼けは見られませんでしたが、行く最中のバスの中でガイドさんが丁寧に説明をされていて、退屈しませんでした。逆に夕日と雨柱が海の上にあるのを見られたりして、ガイドさんはこんな風景は珍しいですと言っていて、印象に残りました。

ただ、風が強くて雨が降っていたため、体感的にすごく寒くて辛かったです。日御碕神社にも参拝しました。バスで短時間のツアーだったため、食事はありませんでした。灯台は白くてごついなあと思った印象です。開館時間が過ぎていたせいか、灯台には登ることができませんでした。でも灯台の下から見た景色も鳥が鳴いていたり、海の風景がとても素敵でした。

旅行で面白かったことは、出雲大社から歩いて三分の場所にあるホテルに泊まれたので、出雲大社を朝6時に参拝できたことです。あと、朝の早い時間帯に稲佐の浜に行けました。人がいなくてほぼ独占でした。ただ早起きに慣れていなくて、30分くらい歩いて行ったのでへとへとになりました。稲佐の浜に着いたときはもう夜が明けて明るくなっていました。

誰もいなくて、わーい独占だーと喜んでいたら、帰り際に一組のカップルが来たために独占ではなくなりました。でもそれまでの時間は写真を撮りまくったり、夫婦二人でお参りしたりして堪能していました。とにかく風景がとてもきれいで、心が洗われる感じがしました。ただ、やはり歩くのが結構距離があったため、レンタカーがあればよかったと思いました。

他にも有名な須佐神社に行ったのですが、そこも最寄りの駅からバスで行き、そこから歩いて40分以上かかったのでとても疲れました。もう若くないなあと自分の体力のなさを実感しました。夫婦でがんばれ、がんばれ、と言いながら歩いたのは後で考えてちょっと可笑しいです。

旅行中とても怖かったことは、飛行機に乗ることです。もともと飛行機が苦手だったのですが、久しぶりに乗って、やっぱり苦手でとても怖く感じました。小学生の時に日航機墜落事故を生のニュースで見ていたからかもしれませんが、今度行くことがあったら時間がかかっても新幹線にしたいと思いました。

あと出雲大社に最初に行ったとき、人生で初めて位の天気雨に遭遇しました。晴れているのに風が強くて雨が降っていました。神社参拝するときに天気雨になると、神様に歓迎されている証だと聞いていたので、とても感激しながら出雲大社の中を参拝しました。ところどころにいるうさぎのモニュメントがとてもかわいくて写真を撮りまくりました。

ただ、すごい天気雨で、傘がさしづらくて、少し濡れてしまいまいした。なので、傘のほかにカッパも持ってこればよかったと思いました。少し荷物になりますが、ぬれて体が冷える
とトイレも近くなるし、旅行を堪能できなくなるのでカッパは旅行に必須だと思いました。