年末年始の思い出旅行として、当時の彼氏(現在の夫)と奈良へ行きました。日程は12/31?1/2の2泊3日で、静岡県から自家用車で行きました。京都の混雑具合は知っていましたが、奈良についてはわからなかったので、経験として奈良に行くことを決めました。より旅行を楽しむために目的地や宿泊施設を決めていません。

車中で行き先や情報収拾をし、仮眠のできる銭湯でお笑い芸人がカウントダウンライブを行うと知ったのでその銭湯に行きました。翌日は奈良公園を満喫しました。仮眠した銭湯では併設されていた食事処でお酒とおつまみを楽しみました。奈良ならではのものを食べたいと思いましたが、メニュー自体はよくある居酒屋のおつまみしかなかったと思います。

元旦は奈良公園へ行き、春日大社や鹿に餌やりをしました。小さなカフェが多々あったので、ゆっくりできそうないい感じのお店を見つけては入って軽食を楽しみました。ここでも特別なメニューはなく、パスタやサンドウィッチ、おしるこを食べました。夜は何軒か居酒屋を飲み歩きました。美味しく酔えたのですが、奈良ならではのものは正直なかったような気がします。

ただ、奈良漬は強烈な味だったのでよく覚えています。日本酒を超える匂いと味でした。そのまま食べるのは少し塩辛いので、お茶漬けに入れて食べたら美味しいだろうと想像できました。奈良漬け以外はこれと言って印象に残るご当地グルメは見当たらなかったので、奈良にはあまり無いのかなと思いました。

目的地を決めず行き当たりばったりの旅行だった為、そのこと自体楽しむことができました。年末年始で神社などは混んでいると思いましたが、朝一で行くと駐車場もすぐに停めることができ、全体的にスムーズに物事を進めることができました。銭湯でのお笑いライブはとても楽しかったです。

出演者はマイナーな方が多かったのでどんな笑いなのかと思っていましたが、どのコンビも面白く、たくさん笑い、さすがお笑い芸人だなと感心しました。笑いに包まれていた空間で多くの人と一緒にカウントダウンをし元旦を迎えることができ、良い一年を過ごせるなという気持ちにさせてくれました。とにかく笑う門には福来る、で笑顔を絶やさず今年も一年がんばるぞ、と思えました。

宿泊施設は取っていなかったのですが、車中で必要なだけ仮眠し、すぐに奈良観光に出発できたので最大限に奈良を満喫できた気がします。奈良公園では初めて鹿の喧嘩を見ることができました。ツノとツノがぶつかり合う音はなかなかの迫力がありました。年始早々良い光景を楽しむことができました。

混み具合が一番の心配だったのですが、思ったよりも観光地に中国人が多く団体でいるので少し怖かったです。突然止まって写真を撮り出したりそれぞれのグループが大声で話すのは気になりました。良い意味でマイペースなお国柄で、いつも周りのことばかり気にしている日本人としてはうらやましいほどです。

年末年始とあって、お休みしているお店も多くあります。観光地だとやっているところは多いのですが、私たちのようにマイナーな場所にも行きたいと思っている人は年末年始は避けたほうがいいと思います。

失敗したなと思うことは、ふと車を停めた市営駐車場の料金が高かったことです。年末年始は金額を上げているところがあることはわかっていたのでなるべく駐車場がある場所へ行っていたのですが、商店街や街散歩する際にはどうしてもどこか駐車場を使わなければなりません。車で旅行に行くときは時期を見て、駐車場についてもちゃんと頭に置いておくといいと思いました。結果として、その場で調べて行きたいと思った場所には全部行くことができ、渋滞によるストレスもなく帰って来られたことは予想以上に嬉しかったです。